【シドニー25日AAP】 シドニーのアンザック・デーのイベントでテロ攻撃を企てていたとして25日、警察は16歳の少年を逮捕した。
マーティン・プレイスで行われた式典後、アンドリュー・シピオンNSW州警視総監は、今回のテロ行為は少年の単独行為とみられ危険要因は阻止されたと話し、アンザック・デーのイベントに足を運ぶよう呼びかけた。少年はテロ行為の準備・計画容疑で起訴され、有罪が認められれば終身刑に科せられる可能性もある。オーバーンにある少年の自宅でも捜査が行われている。少年は同日、児童裁判所に出廷予定。
連邦警察のクリス・シーハン司令官も、少年の年齢を懸念している。ベアード州首相は、今回の事件について気がかりだとしたうえで、テロ行為を阻止した警察の対応を称賛した。