【パース26日AAP】 WA州政府は、サイクリストが年齢を問わず歩道で自転車に乗れるように法律を変更した。
これまで同州で、12歳未満の子どものみが歩道での自転車走行を許可されていた。子どもの親や、パースの道路での自転車走行を危険と感じる人が違反の標的になっていたとされる。ハービー州道路安全相は、「今日から、親が子どもと並んで歩道を自転車で走ることが合法になった」と述べた。
パース近郊で先月末、1日で2人が自転車走行中に車にはねられて死亡した。車のドライバーに対しても、自転車とのあいだに1メートルの距離を保つように求める声があがっている。
法律変更に合わせてナルダー州運輸相は、最初の自転車大通りとして、パースのシェイクスピア・ストリートでは自転車が優先されると発表した。