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難民が焼身自殺図る 1週間で2件目

【キャンベラ2日AAP】   ナウルの難民収容所で、ソマリア人の女性難民(21)が自ら火をつけて重症のやけどを負った。先月29日にも、イラン人男性(23)が国連関係者の訪問中に焼身自殺を図って死亡したばかり。

オーストラリア移民局は事実を認識しているとして、「(女性の)適切な治療法の確立に関して、ナウル政府に支援を提供している」と声明を発表した。

女性は全身の70%にやけどを負ったとされ、オーストラリア人医師らによる手当てを受けている。ナウル政府は声明で、「オーストラリアの移民政策に影響を与えようと、難民らが恐ろしい行動を試みるのは痛ましい」と述べた。また、難民には市民同様の自由が与えられ、状況に苦しんでいないとした。

女性は先週、ブリスベンの一時収容施設からナウルに戻された難民3人のうちの1人。グリーンズ(緑の党)のハンソン・ヤング議員は、「ナウルの難民は今回の事件に動揺しており、逃げ場がなく未来や希望もないと感じている」と語った。

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