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ANZも変動住宅ローン率引き下げに

【シドニー4日AAP】   オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は3日、政策金利を史上最低の1.75%に引き下げると決定した。これを受けて大手銀行らが即座に変動住宅ローン率を引き下げるなか、唯一利率変更について明らかにしなかったANZ銀行も、少し遅れたもののこの動きに続いた。

RBAが政策金利を0.25%引き下げたことを受けて、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)、コモンウェルス銀行、ウエストパック銀行の3行は変動住宅ローン率を0.25%引き下げた。一方でANZ銀行は、資金コストの上昇を理由に0.19%の引き下げに留めている。ANZ銀行の上半期の利益は25%近く減少し、2010年以降最低となる27億8200万ドルと発表された。

ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の新たな変動住宅ローン率は5月16日から、コモンウェルス銀行は5月20日から、ウエストパック銀行は5月23日からそれぞれ適用される。

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