【シドニー4日AAP】 NSW州議会で4日、14歳以下の青少年によるテロ行為について、新法案が提出された。新しい法案では、最長で2週間まで勾留が可能となるほか、警察による尋問が可能となる。
NSW州のマイク・ベアード首相は、「コミュニティをテロの脅威から守るため、出来るべきことは全てやるべき」と述べ、「新しい法案が導入されれば、警察がより立ち入った捜査が出来るようになる」と話した。
また、NSW州警察のグラント署長は、テロの脅威はこれまで以上に速いスピードで状況が変化しており、予測が困難になっているとした上で、「我々は、素早くかつ効果的に行動出来るようにしておくべき」との見解を示した。