【WA4日】 WA州政府は、同州の全世帯に1回限りで600ドルの電気料金補助を行うと発表した。
マクゴーワン州首相は4日、「平均世帯でおよそ4か月電気料金を支払わなくて済むだろう」「地元の店舗を支援し、安心してクリスマスの支出を行える」と話した。
ワイアット州財務相は、電気料金のクレジットで節減される600ドルのうち、70%以上が貯蓄でなく他の支出に回ると見積もる。
電気料金のクレジットは、30年近くの法廷闘争を経てこのほど終止符が打たれたベル・グループからの支払いによるもの。WA州政府は、実業家の故アラン・ボンド氏率いるベル・グループに出資していたが、1991年に経営破綻した。
WA州は来年3月に州選挙を控えているが、マクゴーワン首相は「電気料金のクレジットは票集めではない。得られた資金をパンデミック後の対応に充てる」と話した。
ソース:news.com.au- Every WA household to get a $600 credit on their electricity bill