【ブリスベン12日AAP】 セントラル・クイーンズランドで11日の午後4時頃に、 カタマラン船が炎上し、40人以上の乗客は火から逃れるため海中へ避難し救出される事故が起きた。
グレート・バリア・リーフの南に位置する街タウン・オブ・1770から出発した 「スピリット・オブ・1770」が出火したため、乗客42人と乗組員4人は海へ飛び込み、救助されるまで救命用ゴムボートで待機した。乗客のほとんどは中国人観光客だったという。
警察によると、陸に上がった時に乗客19人が手当てを受けたのち、11人が病院へ搬送された。手当てを受けた乗客の多くは低体温症と船酔いの症状が出たほか、肋骨骨折や背部痛などのケガを負ったが容体は安定しているという。