【シドニー13日AAP】 13日に発表された最新調査から、オーストラリアの肥満体型と診断された子どもの数が過去最高となり、健康上のリスクを引き起こすとして懸念されている。
ウェストメッド児童病院の内分泌学研究所のサラ・ガーネット准教授は、体格指数(BMI)で の肥満度で高度肥満症に当てはまる 子どもの割合が、1995年には5人に1人だったが、2012年には3人に1人という結果だったと述べた。
ガーネット准教授は「肥満により様々な健康問題が引き起こされることは周知だが、子どもの肥満はさらに深刻な問題になる」とし、「特に2型糖尿病になると、睡眠障害、高血圧、心血管系リスクなどを引き起こすことになる」と説明した。
「子どもがもっと健康的な食事をとり、パソコンやテレビの前にいる時間を減らして外で運動しやすい環境作りをするべき」と同准教授は述べた。