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医療大麻シンポジウム シドニーで開催

【シドニー14日AAP】   NSW州のマイク・ベアード首相は、シドニー西部のローズヒル・ガーデンズで14日に開幕した医療大麻に関するシンポジウムで開会の辞を述べた。

医療大麻に関するシンポジウムは、ガンで息子を亡くしたタムワース在住のルーシー・ハスラムさんが代表を務めるNPO団体「ユナイテッド・イン・コンパッション」が主催するもので、今回「医療大麻の有効性と将来を考える博覧会(HHI EXPO)」と共に2日間開催されている。

ハスラムさんは医療大麻の合法化を訴えるキャンペーン活動を続けており、今年の2月に連邦議会が医療大麻の栽培を認める法案を可決したことで、今年の2月に表彰されている。

NSW州では国家政策として医療大麻の栽培許可を申請しているが、ベアード州首相は「医療大麻を使えば救える人命があるのに、進展が遅すぎる」と苦言を呈した。

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