【キャンベラ19日AAP】 オーストラリアの次期潜水艦の建造について、建造費が500億ドルに達するとみられていることについて、国防の専門家らが500億ドルでは収まらず、費用がさらに膨れ上がる可能性があると警鐘を鳴らしている。
連邦政府が設置しているシンクタンク機関、オーストラリアン・ストラテジック・ポリシー・インスティテュートによると、潜水艦をオーストラリア国内で建造した場合、人件費がさらにかさむことに加え、建造計画にも遅れが出る可能性があるという。
同シンクタンクは19日、国防費に関する評価を発表する予定で、潜水艦建造に関する見解もこれに含まれる。