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NSW新カウンシル会合 抗議で中止に

【シドニー25日AAP】   シドニーで新しく設立されたカウンシルの最初の会合は、プラカードを掲げた抗議者数百人によって中止される騒ぎとなった。NSW州政府のカウンシル強制合併に反対する抗議者のなかには、解雇された元市長や評議員らも含まれた。

今月先立って、ライカート、アッシュフィールド、マリックビルの3つのカウンシルが合併され、新たにインナー・ウエスト・カウンシルが設立された。新カウンシルの管理者に任命されたリチャード・ピアソン氏は24日夜、警察の機動隊に付き添われて建物から退出した。

同州のトゥール地方自治相は25日、「カウンシルは地域住民にサービスを提供するものであり、反対運動家が政治的に騒ぐ場ではない」と述べた。ベアード州首相も、「昨夜見られた言動は不快以外の何ものでもない」と話した。

NSW州では今月、合併によって新たに19のカウンシルが設立された。2017年9月の地方自治体選挙まで、任命された管理者が新カウンシルの運営を行う。

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