【キャンベラ25日AAP】 野党労働党のビル・ショーテン党首は25日、ビジネスに必要なのは「健康で十分に教育を受けた人材」との見解を示し、労働党はこの点についての改善に取り組み、ビジネス界と良好な関係を築くことが出来ると選挙に向けてアピールした。
ショーテン党首は卵巣がん研究に800万ドルを投じる公約を掲げており、医療政策は保守連合と労働党が最も異なる点だとしている。同党首はまた、「保健医療の整備にお金を出せない国は、国民を落胆させるだけ」と与党を非難した。
一方、ターンブル首相は旅行業界、および若いイスラム教徒のAFLプレーヤーを教育するプログラムへの財政援助などを表明している。また、政府として国内の経済成長の促進が第一目標だとした上で、「すべては経済次第」と述べ、十分な歳入があれば医療や教育の充実も実現出来るとの見解を示した。