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連邦政府からの医療補助は必須 NSW

【シドニー26日AAP】  NSW州のグラディス・ベレジクリアン財相は、連邦政府からの医療補助が継続していけば、州財政で予想される170億ドルの溝が大幅に埋められるとの見方を示した。

170億ドルのうち医療費が約60%を占めると予想されており、州内で進む高齢化が背景とみられている。ベレジクリアン財相は、「政府からの医療費補助が今の割合のまま2020年以降も続けば、州財政の溝は相当に埋まる」と述べた。

また、26日に発表された最新の報告によると、NSW州では2056年に州人口の約4分の1が65歳以上となり、人口も現在より50%増加の1100万人を超えると予想されている。ライアン・パーク影の財相は報告を受け、連邦政府が集めた歳入がNSW州では目減りするという根本的な問題を改めて指摘した。

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