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豪ユーチューバー 悪ふざけで公式謝罪

【メルボルン27日AAP】  メルボルン地域裁判所は27日、動画投稿サイトユーチューブにテロ攻撃の模倣動画を投稿したとして、メルボルンに住む20歳と18歳の兄弟に対し、6か月間の善行命令と正式な謝罪を求める判決を言い渡した。

マリワン・ジャラルとアーマン・ジャラルの兄弟は、アラブの装束を着用して偽物の銃を持って街中を歩いたり、車から乗り出して襲撃の真似をするなど、テロ行為を連想させる悪ふざけ動画で一躍有名となった。兄弟は後に、すべて事前に仕込まれていたと告白したが、今年2月に一連の行為が違法とみなされ刑事告発を受けていた。

地域裁判所は兄弟に対し、法廷の場であらためて謝罪するよう命令。1時間の準備時間を与えた。さらに裁判所は謝罪にあたり、先ごろ愛犬を違法にオーストラリア国内へ持ち込んだとして謝罪ビデオを公表した俳優のジョニー・デップ夫妻を真似ることのないよう注意を促した。デップ夫妻の謝罪動画は、「心のこもらない意図的なジョーク動画」と話題を集めた。

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