政治

小児がん生存率を100%に 連邦首相  

【シドニー31日AAP】   ターンブル連邦首相はニューサウスウェールズ大学(UNSW)の小児がん研究所を訪問し、小児がんをなくすための構想に2000万ドルを投じると約束した。

ターンブル首相は31日、小児がん研究所で6歳のルルちゃんと塗り絵を楽しんだ。ルルちゃんは、生後8か月で神経芽細胞腫と診断された。化学療法や放射線療法、手術などを行ったが効果は現れていない。ターンブル首相は、ルルちゃんが描いた虹やハートの絵をすべてキャンベラの事務所内に飾ると約束した。

治療法がわかっていないがんや、従来の治療法で効果が見られないがんと診断される子どもの数は、毎年200人に上る。小児がんをなくすための構想では、患者から採取した組織サンプルを使用して遺伝子や最良とされる治療法の評価を行い、生存率100%を目指す。

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