【パース1日AAP】 パース南部のビーチ沖でサーフィンをしていた男性が、サメに襲われて重体となっている。男性は片方の足を失くしたと伝えられている。
ベン・ゲリングさん(29)は先月31日午後4時前、大きな波を目指してファルコンビーチから少し沖に出たところ、サメに襲われたとされる。仲間のサーファーらがゲリングさんを海から引き上げ、蘇生救急処置を施した。報道によると、ゲリングさんは片方の足をひざ上で切断されており、意識がなかったという。
王立パース病院のマーガレット・スターディ医師は同日夜、「ゲリングさんのけがは重傷で、多くの医療処置を必要とする」と発表した。
WA州サーフライフセービングは先立って、31日午前8時前(西部標準時)に近隣のドーズビルのビーチで体長3.5メートルのホホジロザメが目撃されたとツイートしていた。サメの襲撃後、ファルコンビーチはファルコンベイからウエストビュー・パレードにかけて閉鎖されている。