【ブリスベン1日AAP】 QLD州政府は大規模な太陽光発電所を設置するため、長期的な財政補助を行うことを決めた。最大で120メガワットを生産できる規模を想定している。新しい産業への投資で、雇用拡大などが期待できるという。
QLD政府が提示した120メガワットの発電量目標は、同政府が昨年の選挙の際、公約として挙げた40メガワットの3倍となる数字。昨年8月には60メガワットまで引き上げたが、これをさらに引き上げる形となった。
同州のパラシェー州首相は1日、米国コロラド州の再生可能エネルギー研究所を訪れ、「再生可能エネルギー産業の発展は、QLD州のエネルギー政策の中心をなすもので、雇用の創出と経済の活性化につながる」と述べた。