【QLD15日】 連邦政府のモリソン首相は15日、4CAラジオに出演し、海外からの旅行者や外国人留学生の受け入れについて、新型コロナウイルスに使用できるワクチンの有無にかかわらず、出来るだけ安全に受け入れる方向で検討を進めていると説明した。
モリソン首相は政府として、日本や韓国の現首相や前首相と協議を進めてきたことを認めた。協議はまだ初期段階にあることを強調した上で、「特に留学生業界を復興すべく、協議を前に進めたい」と述べた。また、中国やシンガポールについても、渡航の再開に前向きな姿勢を示した。
一方、ニュージーランドからの観光客に対し、国境を開放するとして、NSW州やNT準州、ACT(首都特別区)などから受け入れることになると説明。州境の閉鎖は、医療的な判断に基づいたものだけにすべきとの考えをあらためて強調した。
ソース:news.com.au-Scott Morrison says Australia will have international visitors ‘with or without a vaccine’