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外国人観光客数 最も少ないのはWA州

【パース3日AAP】  昨年1年間で、外国人観光客数および外国人観光客による支出額がオーストラリア国内で最も少なかったのは、WA州だったことが最新の調査で明らかになった。野党議員らは州内の経済や雇用に影響が出ると懸念を示している。

調査によると、WA州では外国人観光客数の伸びが5%と国内最低だった一方で、VIC州とQLD州ではそれぞれ13%と10%上昇した。また外国人観光客による支出は、WA州では3%低下したのに対し、SA州とNSW州でそれぞれ38%と20%と大幅に上昇した。

観光客による支出は、今年3月までの一年間でオーストラリア全体で過去最高となる379億ドルとなっている。WA州野党のポール・パパリア観光相は、「過去12か月間のパース観光協会の予算を取り巻く不透明な状況と、観光業の不振は無関係ではない」と述べ、与党自由党による政策を批判した。

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