【ブリスベン4日AAP】 QLD州のデインツリー国立公園で3日、殺処分されたクロコダイルの体内から人の遺体とみられるものが発見され、警察は先月29日から行方不明となっているシンディ・ワルドロンさんとみて調査を進めている。
クロコダイルは全長約4.3メートルで、同国立公園内のソーントン・ビーチ近くのクーパー・クリークで発見された。ワルドロンさんはニュージーランド出身で、NSWを拠点に写真家として活躍していた。ワルドロンさんは29日夜、友人とビーチで泳いでいた際に襲われたとみられている。
ワルドロンさんの父親は、ワルドロンさんがよく危険を顧みず“クレイジーなこと”をする娘でだったと振り返った。今回の事故をきっかけに、QLD州政府はさらに向こう3年間のクロコダイル調査及び管理予算として580万ドルを割り当てるとしている。