【キャンベラ4日AAP】 7月2日の総選挙を控え、選挙戦は4週目となり半ばを迎えた。最新の世論調査では与野党の支持率は五分五分で、有権者らが支持政党を決めかねている状況が明らかになった。
野党労働党の支持率が51%で連合与党の49%をわずかにリードしているが、政権を奪回するためにさらに必要となる21議席の獲得につながるとは言い難い状況だ。一方、好ましい首相はターンブル首相が49%で、31%のショーテン党首をリードしている。
連邦のパイン産業相はターンブル首相が最も首相職に相応しいとした上で、野党のビル・ショーテン党首について、「国民はビルが極めて平凡な人間だと気づいている」と述べた。また労働党のマールス議員はターンブル首相について、「ショーテン党首をボロ布のように扱っており品性を疑う」と批判した。