【パース5日AAP】 WA州でダイビングをしていた女性がサメに襲われて死亡した。同州では数日前にも、男性がサーフィン中にサメに襲われて亡くなっている。
女性(60)は5日午前11時50分頃、パース北のミンダリー・マリーナ沖で男性(43)とダイビングをしていたところ、サメに襲われた。救助に近づいたボートに乗っていた釣り人は、サメは長さ5.3メートルのボートよりも大きかったと話す。男性にけがはなかった。
漁業省は、現場近くにサメ捕獲装置を備え付けるとしている。日曜日の朝も重なって、カフェやレストランで賑わう同マリーナには多くの人が訪れていた。同地域でボート業を営むガーマ・ジョーンズさんは、「命を落としている人がいる。漁師にサメの捕獲を許可するよう法の改正を望む」と話した。
ミンダリーのクレイトンズ・ビーチからクインズ・ビーチにかけて、6日まで閉鎖されている。WA州サーフライフセービングは午前11時半頃、ミンダリー・ビーチ沖でサメの目撃情報があったとツイートし、およそ2時間後に体長4.5メートルのホホジロザメが同マリーナ沖300メートルで目撃されたと再びツイートした。