【シドニー5日AAP】 最新世論調査の結果、少数政党への支持率が著しく上昇していることがわかった。この2週間で、無所属など少数政党への支持率は3ポイント上昇の15%に達した。
ジ・オーストラリアン紙は6日、ニューズポール社が行った世論調査について、与党保守連合と野党労働党が2党比較で50対50の互角を示したと伝えている。保守連合政府の第一党支持率は1ポイント減少し、ターンブル連邦首相就任後最低となる40%であった。一方で、労働党の支持率も1ポイント減少の35%であった。
さらに、「どちらが連邦首相にふさわしいか」の質問で、与野党党首とも支持率は減少した。両党首とも1ポイント減少し、ターンブル氏は45%、ショーテン労働党党首は30%であった。ジ・オーストラリアン紙によると、過去30年で支持率が40%未満で選挙に勝ったリーダーはいないという。