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家庭内暴力の違反者にGPS NSW

【シドニー11日AAP】  NSW州政府は、家庭内暴力(DV)の被害者支援パッケージの予算として3億ドルを拠出するとともに、再犯の可能性があるなど危険性が高いとみられる違反者に対し、測位システム(GPS)を取り付ける方針を示した。

被害者らはGPSの警報機を持ち運ぶことが可能で、違反者が一定の範囲内にまで接近した場合には、警報で危険が知らされる仕組みとなっている。

DVの被害者を保護する3億ドルのパッケージは、今月発表される州の予算案に組み込まれる予定で、GPS装置のほか、DVにより危険な状況に置かれている人たちを支援する「Safer Pathway program」の整備なども含まれている。

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