【ダーウィン11日AAP】 NT準州のネイサン・バレット・スポーツ相は、 自身が卑猥(ひわい)な行為をしているビデオを女性有権者に送ったことを認め、内閣からの辞職を表明した。
ニューズ・コープ社が伝えるところによると、バレット相は女性有権者に卑猥なビデオを2回送付したことを認めているという。送付した女性とは不倫関係にあり、女性に要求されて送付したものだとバレット氏は述べているとした。
バレット氏は声明文を発表し、「NT準州の人々の暮らしを向上するために尽力するはずが、不適切な関係に関わり自分の信念を貫けなかった」「家族をはじめ有権者、NT準州の皆さんにお詫びを言いたい」とした。今後カウンセリングを受けながら、ブレイン選挙区の有権者の信頼回復に努めると述べた。
バレット相が内閣から辞職したことにより、選挙を3ヶ月以内に控えた地方自由党は窮地に立たされることになる。