【キャンベラ12日AAP】 連邦選挙まで残り3週間となり、選挙争点は与野党の保健に関する政策に向けられた。
与党の保守連合は、現在市場に出回る4万ものプライベートの健康保険を金・銀・銅の3つのカテゴリーに分類し、何が含まれているのか消費者にわかるように簡素化するとしている。また、都市部と地方に住む人で求める保険内容が異なるとして、地方住民が恩恵を受ける保険契約を政府は求めている。リー保健相はさらに、「民間病院での治療が受けられない保険契約には、民間保険の払い戻しを行わない」と話した。
対する労働党は、政権奪回の際、公立病院に追加で20億ドル拠出するとしている。これは、前労働党政府による公立病院への補助金に関する合意(NHRA)を4年間復活させるもの。
さらに、保守連合が自宅での健康管理プログラムに2100万ドルを拠出すると発表したのに対し、労働党は家庭医によるプライマリーケア・プログラムの試行に1億ドル投じると公約に掲げた。