【シドニー15日AAP】 NSW州のトロイ・グラント副首相は、総選挙後に早急に取り組むべき政策課題は違法に出回っている銃の規制との見解を示した。なかでも問題となっているアドラー社の猟銃について、法規制を整えるべきだとしている。
グラント副首相は、テロ対策や銃規制について議論する全国警察サミットの会場で記者団に対し、「連邦政府と協力しながら銃規制を目指し、州の境界域で何が出来るかが我々の課題。違法な銃こそ問題だ」と述べた。
銃規制に関しては、シドニーで十代の少年が警察官を標的としたテロ関連行為の容疑で逮捕されたのに加え、米国フロリダの銃撃事件などを受け、連邦のキーナン法相があらためてテロ対策、および銃規制の見直しが必要との見解を示している。