【メルボルン18日AAP】 総選挙を間近に控え、18日にメルボルンとブリスベンでは、 主要政党の党首たちに難民支援を要請するために 難民擁護の集会が開催された 。集会にはそれぞれ数百人が参加し、他の地域でも同様な集会を計画予定だという。
メルボルンでは、参加者らは「マナス閉鎖、ナウル閉鎖」と書かれたバナーを掲げながら、「難民歓迎」と繰り返し言いながら難民擁護を訴えた。
ブリスベンで開催された集会に参加したグリーンズ(緑の党)のサラ・ハンソン=ヤング上院議員は、マナス島とナウルの収容施設を「人道に反する犯罪」だとし、「ターンブル連邦首相とショーテン労働党党首は暖かい心を持ち、よく考え、法律の範囲内で行動すべき」と集会で語った。
難民活動連合(RAC)のスポークスマンは、マナス島とナウルの収容施設では人権侵害があるとし、「 収容施設に入れられた数千人もの人が心を病んでいる。今回の選挙で難民移動問題を明確に伝えるつもり」と述べた。