【シドニー18日AAP】 NSW州政府は21日発表の予算案に、家庭外保護サービス(OOHC)に対して10億ドル以上の予算が割り当てられていることを明らかにした。
州政府は現行の予算額ではOOHCの継続は不可能だとし、約2億ドルが見直しのため に投入され、3億7000万ドルが今後4年間の需要増加に対応するために組み込まれる予定だという。
ブラッド・ハザード・コミュニティーサービス相 は、2016/17年度には社会的保護が必要な子供の数は2万2000人以上に上るとし、「今回の予算増加によって子供を安全な場所に保護し、困難を抱える家庭へ支援を行うことができる」とした。
同相は、今回の予算案は10年間で里親に養育される子供の数が半減した米国・ニューヨーク市の改革案を見本にしたもので、ニュージーランド政府も同様のプラグラムを施行していると述べた。