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英国民投票 EU離脱派「豪のように」

【シドニー23日AAP】  欧州連合(EU)からの離脱を占う国民投票が、英国で23日に行われる。これに先がけ22日、EU離脱キャンペーンを率いてきた前ロンドン市長のボリス・ジョンソン議員が、ロンドンの通勤者向けフリーペーパーに“最後の訴え”を寄稿した。ジョンソン氏は、「オーストラリアのような移民政策を目指すべき」と述べ、読者に支持を訴えた。

同氏は寄稿において、“機能していない非民主的なEU”に残留するか、離脱して独自の法律に基き、オーストラリアのようなポイント制の移民政策を導入するかを選択する選挙だと述べた。EU離脱の議論で、移民問題は常に“ホット”な話題として扱われてきた。EU離脱の支持者たちは、EU諸国からの移民が、ビザなく英国に滞留出来ることに懸念を示している。

ジョンソン議員はオーストラリアの移民政策について、1年間の移民関連ビザの発給数を19万と上限を設け、このうち3分の1をポイント制によって審査された技術者としているとして、以前より評価する態度を示している。

また、オーストラリアのターンブル首相は、選挙は英国民の問題だとした上で、利点が多いとみられるEU残留を支持する態度を明らかにしている。投票の結果は、投票開始から24時間以内に明らかになるとみられている。

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