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豪人ら3人誘拐される ナイジェリア

【シドニー23日AAP】  オーストラリアのターンブル首相は23日、アフリカ西部のナイジェリア共和国で、オーストラリア人男性3人とニュージーランド人男性1人が何者かに襲撃され、連れ去られたことを明らかにした。連れ去られたのは、いずれもパースに拠点を置く鉱業企業のマクマーン・ホールディングスの社員とみられている。

事件は22日午前5時半ごろ、ナイジェリア共和国の南部カラバーで発生した。警察によると男性らは、地元のセメント企業ラファージ・アフリカに契約社員として勤務しており、車に乗っていたところを襲われたとみられる。また地元住民の運転手が、襲撃の際に死亡したと伝えられている。

ターンブル首相は「非常に重大な誘拐事件だ」との見解を述べ、ビショップ外相もまた、「事件を深刻に受け止めている」と話した。同外相は、ナイジェリア政府と緊密に連絡を取り合いながら、情報収集と現状把握に努めているとしている。

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