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手当カットなら夜勤しない VIC救急

【メルボルン25日AAP】  VIC州で勤務する救急隊員の約90%以上が、「ペナルティ・レート」と呼ばれる特別手当がカットされた場合、夜勤、週末、祝日など交替制の勤務をしたくないと考えていることが、調査会社リーチテルによる調べで分かった。

同調査は今月22日、VIC州内で救急隊員として働く1188人を対象に実施され、このうち92%が、手当がカットされるのなら、交替制勤務をやめると回答した。

オーストラリア労働組合会議のオリバー議長は、「救急隊員の週当たりの収入の27%が交替制勤務による収入だ」と述べ、これらがなくなれば、医療システムに重大な支障をきたすと指摘した。

一方、連邦のターンブル首相は、保守連合が総選挙で再選された場合、ペナルティ・レート制度を維持する方針を示しているが、同時に手当に関する一切の変更はフェアワーク・コミッションが責任を負うとの見解を示している。

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