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豪政府 英EU離脱も「問題なし」

【キャンベラ25日】   ブレグジットと称される英国のEU離脱が決定し、世界経済への悪影響が懸念される中、スコット・モリソン連邦財相は、 オーストラリアの金融システムは「乗り越えられる」としたが、そのためには来月2日の総選挙で連立与党が勝利する必要があると主張した。

離脱が決定した24日にはポンドが1日で歴史的な急落をし、オーストラリア株式市場にも波及しているが、モリソン財相は、財務省、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)、オーストラリア健全性規制庁(APRA)や主要銀行のCEOら と会談したとし、「オーストラリア経済は優勢な立場にあり、 万全の態勢を取っている」と述べた。

ターンブル連邦首相は、ドイツやフランスは主要貿易国であることから、EUとの自由貿易協定の交渉を継続する意向を示している。 また、英国とも新たな自由貿易協定を交渉することは確実だとしたが「締結への道のりは容易ではない」とした。

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