【パース27日AAP】 アフリカ西部ナイジェリア共和国で誘拐・拘束されていたオーストラリア人男性3人とニュージーランド人男性1人を含む7人が、無事解放された。
パースに拠点を置く鉱業企業「マクマーン・ホールディングス」は、5日間にわたって拘束されていた従業員7人の無事を発表した。今月22日、何者かによって従業員らが連れ去られた際、ナイジェリア人の運転手が射殺された。誘拐された7人のうち5人が負傷し、オーストラリア人男性2人も重傷を負った。ナイジェリア当局が7人の救出を支援したとされるが、マクマーンは身代金の支払いについて明らかにしていない。
ビショップ外相も27日、連邦政府は身代金取引に関与していないと明言した。
誘拐されたジャック・クーランズさんと話したオーストラリアの家族は、ジャックさんは元気だとして、「マクマーンの対応に非常に満足している」と声明を発表した。