【ブリスベン2日AAP】 QLD州のブリスベン川の南側に位置するマウント・オマニーで数十匹ものオーストラリア・オオコウモリの赤ちゃん が保護され、野生動物病院で治療を受けた。
28匹の赤ちゃんは寒い気候と闘った後に、力尽きて止まり木から落ちたと見られている。コウモリは低体温症になっており、サンシャインコーストにあるオーストラリア動物園野生動物病院へ搬送された。
治療をしたレベッカ・ミラーズ獣医は「獣医3人と動物看護士6人の総動員で迅速に対応した」とし、コウモリには電解質液を投与され、人間の赤ちゃんのお包みのように「コウモリ・ラップ」で体温を戻すために温められたという。現在コウモリはゴールドコーストにある専門施設で治療を受けている。
同じ場所では別のコウモリの赤ちゃん数匹が発見されており、同動物病院で治療を受けているという。