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豪の格付け見通し 「ネガティブ」に

【キャンベラ7日AAP】   連邦のターンブル首相は、米格付会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がオーストラリアの格付け見通しを「安定」から「ネガティブ」に変更したことを受け、現在の「AAA(トリプルA)」を維持するには、予算案の修正が次期の議会における必須課題との見解を示した。

S&Pは今回の総選挙の結果が、明らかな勝者が不在という厳しい結果だったことを受け、予算案の修正で何らかの失敗があれば、向こう数年間でオーストラリアの格付けが引き下げられる可能性があると指摘した。

ターンブル首相は7日、ブリスベンでレポーターに対し、S&Pによる見解について「予算案の修正や、赤字の削減を実現させるため、責任を持って財政再建に取り組むことが先決だという念押しだろう」と話した。

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