【キャンベラ10日AAP】 上下両院の解散に伴い行われた総選挙の結果が順次明らかになるなか、与党は無所属議員の選挙協力がなくても十分に勝利する可能性が高くなってきたことがわかった。
ターンブル首相率いる与党の保守連合は、下院定数150議席のうち過半数となる76議席を確保できたとみられている。この数字は選挙当日よりも良い結果だと言えるが、2013年の総選挙の90議席には程遠い結果となった。
オーストラリア選挙委員会(AEC)は上院議員の開票を続けている。下院議員の開票は郵便による不在者投票の到着の締め切り日となっている15日まで続く見通し。