一般

仏ニース襲撃 豪首相「強い団結を」

【キャンベラ15日】  フランスのニースで14日に発生したトラック突入事件で、連邦のターンブル首相は、フランス国民に対し哀悼の意を表すとともに、フランス国民と強く団結していく方針をあらためて示した。事件では犠牲者が80人に上っており、犯人とみられるニース在住のチュニジア系の男は警察によって射殺された。

フランスのオランド大統領は、「革命記念日の7月14日という、自由を象徴する日に事件が起きた」、「イスラム系テロの脅威のもと、最高レベルの警戒とテロに屈しない決意を示さねばならない」と述べた。同大統領はまた、昨年11月のパリで起きたテロ事件以降継続してきた非常事態を、3か月延長することを決めた。

ターンブル首相は、パリに滞在中のピーター・コスグローブ総督、NZのキー首相とそれぞれ電話で連絡をとったことを明かし、「フランスの人々と一致団結して、イスラム系テロと戦うことをあらためて確認した」と話した。現地にいるオーストラリア人の家族や友人と連絡が取れない場合、領事館の緊急電話(1300-555-135)に問い合わせるよう呼びかけている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら