【NSW3日】 シドニー南西部のレストランで、新型コロナウイルスに感染した従業員が隔離要請に反して勤務した。同レストランは事業としての規制にも違反していた。
NSW州保健局は、「リバプールのジャスミンズ1・レバニーズレストランは市民への危険がなくなるまで休業する」と発表した。
新型コロナウイルスに感染した客が同レストランを訪れたため、接触のあった可能性のある従業員らは10月28日から11月8日まで自己隔離するよう要請されたが、1人は勤務を続けた。この従業員は3日、実際に感染が確認された。さらに、飲食客の連絡先を記録しないなど、事業としても複数の規制違反を行った。
レストランがフェイスブック上で、「メディアは違反を報道して家業をつぶそうとしている」と投稿すると、顧客らは「恥を知りなさい。あなたたちが違反したおかげで、誰かが亡くならないことを祈る」と返した。
ベレジクリアン州首相は2日、「シドニーで規制に従わない店舗がウイルスの感染につながった可能性がある」と話し、懸念を示した。
ソース : news.com.au – Restaurant ordered to close after COVID-positive staff member went to work