【キャンベラ18日AAP】 ターンブル連邦首相は18日、連邦選挙後の内閣改造を発表した。自由国民党のマット・キャナバン上院議員が資源相兼北部豪州相に就任して閣僚入りし、大臣数は23人に増加した。予想されたように、アボット前連邦首相の閣僚入りはなかった。
変更では、クリストファー・パイン産業・科学・イノベーション相が新設の防衛産業大臣に就任し、500億ドル規模の次世代潜水艦建造計画を担当する。パイン氏の後任はグレッグ・ハント環境相が務める。また、ケリー・オドワイヤー中小企業相は歳入・金融サービス大臣に就任する。
今回の選挙で追加議席を獲得した国民党からは、地方政府大臣にフィオナ・ナシュ副党首、地方保健大臣補佐にデイビッド・ギレスピー議員、貿易大臣補佐にキース・ピット議員など。
ターンブル首相は新内閣について、「強く安定した未来に向かって国家を統治し、建設的に取り組み、議会で他党と協力していく」と述べた。