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連邦首相、米副大統領と会談

【キャンベラ19日AAP】   ターンブル連邦首相は19日、オーストラリアを訪問中の米国のバイデン副大統領と会談した。両国は自由や法の原則、民主主義などに共通の見解を持つとして、「米国を超える強い同盟国はない」と同首相は述べた。

ターンブル首相はイラクでのオーストラリア軍の任務について、イラク警察の訓練を拡大させると話した。現在イラクで、オーストラリアとニュージーランドから300人がイラク軍の訓練にあたっている。

バイデン副大統領はターンブル首相の連邦選挙勝利を祝福した。また、がん研究の情報共有に関する3つの覚書に署名したことに触れて、「情報共有の署名は世界中のモデルとなるだろう」と述べた。さらに米国は太平洋国家だとして、「オーストラリアとともに地域の安定と成長に向けて取り組んできた」と話した。

バイデン氏は野党のショーテン労働党党首とも、アジア太平洋地域の問題やヨーロッパで発生したテロ事件、ISなど70分間にわたって会談した。

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