【ブリスベン20日AAP】 QLD州のブリスベン空港の管理団体によると、昨年7月から今年6月までの1年間における同空港の利用者が、前年と比べて50万人近く増加したことが分かった。現在建設中の滑走路が完成すれば、さらに利用者は増すとみらている。
ブリスベン空港を管轄するブリスベン・エアポート・コーポレーション(BAC)によると、国際線と国内線を合わせた利用客が1年間で44万7400人増加し、2240万人を超えたという。割合でみると前年比2%の増加となる。
BACによると、中国の南方航空がブリスベンから広州へのフライトを年間を通して毎日運航しており、昨年はこの路線だけで利用者が196万3000人に上っている。BACは同路線の利用者に加え、サッカーの国際試合など大規模なイベントの開催、航空機材の改良などが空港利用者の増加につながったとみている。