【キャンベラ20日AAP】 シドニーを訪れている米国のジョー・バイデン副大統領は20日、ローウィ米国研究センターで行われた会合で、オーストラリアやアジア太平洋地域との関係について、今後さらに強化していく方針をあらためて示した。またオーストラリアとの関係は「無比のパートナーシップ」と表現した。
バイデン副大統領は、「私が今日ここにいるのは、米豪の関係がこれまで同様、これからも重要であるととらえているため」と述べた。またアジア太平洋地域に関する問題において、今後も米国がリーダーシップを発揮していくとの姿勢を示した。
さらに同副大統領は米国の軍事力について、世界で最も優れた軍事力を保持しているとした上で、「他に並ぶものはいない」と述べ、強い姿勢を打ち出した。さらに、「米国やオーストラリアの存在が、アジア太平洋地域における平和維持や情勢安定には不可欠だ」と述べた。