【シドニー21日AAP】 NSW州教育委員会はこのほど、新しく高校で導入されるカリキュラムの内容を発表した。新しいカリキュラムでは先住民族の文化、アジア、女性学、環境問題などに、これまでよりも多くの時間が当てられるという。
NSW州教育委員会によると、新しいカリキュラムは2018年から導入される見通しで、11年生で履修する英語、歴史、数学、科学について見直しが加えられる。とくに英語と歴史の見直しが目玉となっている。
すべての英語のコースにおいて、文法、スペリング、パンクチュエーションを重視した必須のライティング科目が加えられるほか、すべての数学のコースで統計学が加わることが明らかになっている。