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英EU離脱の影響 豪は持ちこたえる

【キャンベラ21日AAP】  連邦のモリソン財相は、オーストラリアが英国のEU離脱によって受ける影響について報告書を発表した。オーストラリアへの影響は少なく、堅調な経済情勢を保つ一方、長期では英国がEUとの関係をどの程度断ち切り、他の国とどのような関係を築くかが鍵を握るという。

同報告書は英国が世界のGDPに占める割合はわずか2%だとして、英国のEU離脱による影響はわずかなものに留まるとしているが、英国に続いて他に離脱する国が出てくれば、特にユーロ通貨の使用圏内で影響が出るとみられている。

また同報告書は、ユーロ圏の情勢が不安定になった場合、オーストラリアの銀行でもマイナスの影響は考えられるとした上で、世界的な金融危機を乗り越えたことで、銀行は資本を増やすなど“底力”をつけていると評価している。

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