【ACT5日】 連邦政府のモリソン首相は5日、新型コロナウイルス感染症のワクチンを新たに2種類、5,000万回分購入すると発表した。これにより、早ければ来年3月から、医療従事者や高齢者を優先にワクチンの接種が可能となる見通しだ。
新たに購入するのは、米医薬品ノヴァラックスのワクチン4,000万回分と米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ医薬品ビオンテックが開発中のワクチン1,000万回分。オーストラリアはすでに購入予定している英製薬アストラゼネカと地場製薬CSLのワクチンを合わせて1億3,400万回分のワクチンを購入することになる。
アストラゼネカのワクチンは来週からオーストラリアで製造が開始となる。連邦政府のハント保健相は「医療従事者とケアワーカー、そして高齢者や弱者がまずワクチンの接種が可能となり、これについて予想外の変更はない」と述べた。
ソース:news.com.au-Australia inks two more COVID-19 vaccine deals