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Pプレート保持者 事故多発で規制厳しく

【シドニー24日AAP】  NSW州のダンカン・ゲイ道路相は24日、自動車免許証のPプレート保持者に対する規制を見直し、これまでより厳しく取り締まる方針を発表した。州内では今年だけで、Pプレート保持者が関わった事故により21人の若者が死亡しており、州政府はより厳しい規制の導入で、事故防止につなげたい考え。

新しい規制では、Pプレートを取得して単独運転が可能となるためには試験に合格することが条件となる。またP1プレート保持者がP2プレートを取得するための危険察知テストが前倒しされるほか、Pプレート保持者は運転中にハンズフリーを含む一切の携帯電話の使用が禁止となる。

さらにPプレート保持者が、スピード違反などの危険運転で免許停止処分となった場合、正規の免許証の取得が一回の処分ごとに6カ月間先延ばしとなるなど、様々な規制が導入される。これらの新規制は2017年11月に施行される予定だが、携帯電話の使用規制は今年12月から開始される予定となっている。

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