政治

同性婚問う国民投票 来年初頭にも

【キャンベラ24日AAP】   オーストラリアでの同性婚についてブランディス法務大臣は、国民投票のみが合法化を問う唯一の方法であり、1年以内にも投票が行われるとの見解を示した。

ブランディス法務大臣は24日、国民投票の開催時期について選挙委員会のトム・ロジャーズ委員に意見を求めているとして、「国民投票以外に現議会でこの問題を前進させる方法はない」「年内に行わなければ来年初頭に確実に行われるだろう」とABCテレビで述べた。また、合法化の支持・不支持の促進に公的資金が使われるかは内閣の決断事項だとしたうえで、その場合には公平に分けられるべきとした。

一方で野党労働党は議会での自由投票を求めており、クリス・ボーウェン氏は「婚姻の平等については議会で採択するべきだ」とスカイ・ニュースで述べた。ドレイファス影の法務大臣も、「選挙区ごとの投票では、同性婚に反対する保守派議員が国民の支持の声に逆らって不支持に投票を促し、選挙区に持ちこむことでこれを正当化することができる」と反対した。

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