【NSW11日】 シドニーのANZスタジアムで11日夜に行われた州対抗ラグビー「ステート・オブ・オリジン」で、第一次世界大戦の終結を記念するリメンブランス・デーに合わせ黙とうが行われたが、歓声を上げるなど沈黙を守らなかったファンに対し、SNS上で非難の声が上がった。
試合開始前には、第一次世界大戦の停戦を記念するため、コスグローブ総督がThe Ode of Remembranceを読み上げ、その後にラッパが吹かれた。途中でラッパが鳴りやんでも沈黙を守るが、観客の多くはまだ続きがあることに気付かず歓声を上げたとみられる。
一方、国歌が流れた際にはQLD州のガガイ選手やNSW州のウォーカー選手、アド・カー選手などが抗議として斉唱を拒否したことも分かった。NRLはもともと、今年のステート・オブ・オリジンで国歌を流さない方針だったが、モリソン首相をはじめ多くの人がこれに反対したことから、流すことに決めた。
ソース:news.com.au-State of Origin fans slammed for ruining moment’s silence