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妊娠中絶の患者守る安全ゾーン設置 SA

【SA12日】  SA州議会で12日、人工中絶に反対する抗議グループが、手術を受ける女性にハラスメント行為を行うことを防止するため、婦人科クリニックの150メートル以内を立ち入り禁止とする新法が通過しことが分かった。

 

国内ではSA州とWA州で、婦人科クリニックの周辺に安全ゾーンを設けていなかったが、SA州が設置に合意したことから、WA州だけが安全ゾーンのない州となった。WA州は現在、関連法案について議論を進めている。

 

違反したとみなされた場合、最大1万ドルの罰金もしくは最長12か月の禁固刑が科されるなど、罰則も厳しくなる。2018年に同法が法制化されたNSW州では、150メートル以内で違反行為が認められた場合、初犯であれば最大5,000ドルの罰金もしくは最長6か月の禁固刑となる。

 

ソース:news.com.au-Safe access zones established around abortion clinics

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